育児休業を取れる人:育児休業を取りましょう!

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育児休業を取れる人

育児休業を取れる人とは、どんな人でしょう?

その前に、育児・介護休業法での育児に関する制度のおさらいです。

ざっと言って、この5つです。

・育児休業
・勤務時間短縮等の措置
・時間外労働の制限
・深夜業の制限
・子の看護休暇


今日は、この中の「育児休業」を取れる人とは、
どんな人かを説明しますね。

次の要件、

・労働者(日々雇われる者を除く)
・一定の要件を満たした期間雇用者


のどちらかに該当することが必要です。

・労働者
これは、期間の定めのない労働者のことです。
一般の労働者ということです。

(日々雇われる者を除く)
というのは、日々雇われる人は、一定期間休む、という
育児休業の制度はそぐわないので対象外とされているわけです。

次に、
・一定の要件を満たした期間雇用者

期間雇用者というのは、その名のとおり、期間を定めて雇われている人ですね。

この要件というのが少しややこしいのですが、

期間雇用者は、申出時点において、次の要件を満たすことが必要で、

①同一の事業主に引き続き雇用された期間が1年以上であること
②子が1歳に達する日を超えて引き続き雇用されることが見込まれること(子が1歳に達する日から1年を経過する日までに労働契約期間が満了し、更新されないことが明らかである者を除く)

う~ん、ややこしいですね(笑)

申出時点において」というのが重要なところです。

実際に育児休業を取得する時点において、ではないということです。

まず、①ですが、これはまだわかりやすいでしょうか。

ポイントは、

1年「以上

というところですね。

育児休業取得の基本的な考えとして、

「1年以上同一事業主に雇用されていること」

ということがあります。

(もちろん例外もあります)

次に、②ですが、これがすごくややこしいですね(爆)

順を追って説明しましょう。

まず、

「子が1歳に達する日を超えて引き続き雇用されることが見込まれること」

育児休業は、基本的に子どもが1歳になるまでですので、

1歳を超えて雇用されることが必要なわけです。

逆に言うと、1歳になるまでに辞めてしまうような場合は取れないのですね。

これは、育児休業という制度が、

「休業の後も引き続き雇用されること」

を大前提に置いているからです。


さて、次は

(子が1歳に達する日から1年を経過する日までに労働契約期間が満了し、更新されないことが明らかである者を除く)

ここが最難関ですね。

子が1歳に達する日から1年を経過する日まで、
つまり子が2歳になるまでに
契約が終わり、更新されない人は、
育児休業を取得できないということです。

さきほど、

育児休業という制度が
「休業の後も引き続き雇用されること」
を大前提に置いている。


ということを言いましたね。

育児休業を終わってからも雇用されている必要がある、

そこで、じゃあ、どのぐらい雇用されている必要があるのか?

ということで、それが「1年」と言っているわけです。


これは、「更新されないことが明らかである」場合に限り除かれるので、

予定では更新する予定だったのが結果として更新しなかった、ということは

もちろんありえることです。


う~ん・・・長くなってしまいましたね。

後は次回に。

次回は、「労使協定」で除外される人をお話します。

「労使協定」とは、会社と従業員との間の決め事のようなものです。

詳しい話は、また次回に。



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育児休業を取れる人へのコメント
はじめまして。育児休業制度たいへん関心があります。
私は事務員ですが、私の会社の事務員は私を入れて二人です。
私が育休を取るとなると、会社はもう一人雇用するでしょう。
私が育休から戻ってきたとき、その人は解雇!?
もしくは私が退職!?  いろいろ考えてしまいます。
こういう問題は、一般的にどう解決されるのでしょうか。 
Posted by kyou at 2006年10月12日 13:22
>kyouさま

コメントありがとうございます

kyouさんの会社の規模や状況にもよりますが、
私がクライアントさんの会社によく提案することとしては、
期間雇用の従業員さんを雇うことです。
派遣社員で対応することもあります。
育児休業の場合、いつ職場復帰するかということが
明確ですので、計画も立てやすくなります。
会社の規模や状況によっては、
・アルバイトを雇う
・他の部署から配置転換する
というような方法も考えられます。
また、育児休業期間中に
期間雇用の従業員さんを雇う場合(派遣社員含む)、
国から会社に助成金が支給される場合がありますので、
その助成金を利用するよう助言することもあります。
助成金については
社会保険労務士である、私の業務範囲です。

もっと具体的に質問されたい場合には、
「オーナーへメール」(左上のプロフィールの下」
からメールいただけましたら、対応させていただきます。
Posted by 青い夜 at 2006年10月12日 18:34
初めまして、ウーフと申します。

ここで質問していいものか心配なのですが・・・
すごく丁寧に解説されているのでついつい・・・どうぞよろしくお願いいたします。

今子ども一人のママです。
現在派遣社員です。
先日、以前働いていた会社から「また来ない?」と誘われうれしい反面ひとつ引っかかることがあります。
そこでは、給料は全額社員に渡しその中から個々に国保などを支払うようになっているようです。昔いたときはパートだったのでそのあたりはよくわからないのです。。。以前、同じパートさんが、たくさん働いたから雇用保険を支払ったよ、とは聞いたような気がします。
もしこの会社に社員として雇ってもらったとして、産休を取ることは出来るのでしょうか。取ることはできても厚生年金が完備されていないことで問題はないでしょうか?

お忙しいところ申し訳ないのですが、ぜひぜひ教えてください!
よろしくお願いいたします!
Posted by ウーフ at 2006年11月14日 23:39
ウーフさま

コメントありがとうございます。
返答が遅くなり申し訳ありません。

回答の都合上、
ちょっと長くなります。

>今子ども一人のママです。

また、

>産休を取ることは出来るのでしょうか

という質問ですが、

これはそのお子さんを産まれたことに対する「産休」(産前産後休業)についての質問ということでしょうか?

「産休」自体はどこの会社でも取れます。というか、産後8週間(医師が認めた場合には産後6週間)は、就業禁止になっています。
また、健康保険(社会保険)に加入していない場合には、「出産手当金」は支給されません。国保に加入しているのであれば、国保から「出産育児一時金」として 35万円が支給されます。

なお、「産休」と「育児休業」は別のものとなります。
「産休」が母体保護のための休業であるのに対し、
「育児休業」は育児のための休業になります。

「産休」と「育児休業」では、「産休」が優先されます。

ですので、女性の場合に、育児休業を取得できるのは、現実問題としては産後休業が終わった後、ということになります。


それから、ひとくちに「社会保険」といっても、
正確には、「厚生年金」「健康保険」「労災」「雇用保険」の4つの制度があります。
この中の、「厚生年金」「健康保険」を社会保険、「労災」「雇用保険」を労働保険といいます。(つまり、単に「社会保険」と言った場合、社会保険全体(4つの制度すべて)としての意味と「厚生年金」「健康保険」という意味との2通りの意味が考えられるわけです)

>そこでは、給料は全額社員に渡しその中から個々に国保などを支払うようになっているようです。

このことから考えると、この会社は社会保険(「厚生年金」「健康保険」)には入っておらず、労働保険(「労災」「雇用保険」)には入っている、ということのように思われますが、これだけで判断してしまうのは難しいです。

会社に、社員として働く場合に「厚生年金」「健康保険」「労災」「雇用保険」には入るのかどうか、直接確認してみるのが一番良いでしょうね。

これで回答になっているでしょうか?
不明点があればまたご質問をお願いします。

また、プライベートなことが関係してくるのであれば、メールでお願いします。
Posted by 青い夜 at 2006年11月16日 21:21
青い夜さん、ありがとうございました!!!!

今度その会社に確認してみます。またご相談させて下さい!
今は子どもを保育園に預けて働いていて、近いうちに2人目が欲しいなあ~と思っているところで、もし妊娠できたら、今度はちゃんと産休・育休を取って、復帰したいと思っています。

あっ、最後にひとつ・・・育休中は税金が免除になると聞きましたが、これも「社会保険」加入者に限定されることなのでしょうか?
Posted by ウーフ at 2006年11月16日 22:35
>近いうちに2人目が欲しいなあ~と思っているところで

頑張ってくださいね^^

育児休業中には、住民税の猶予というのがあり、
「一時に納税することが困難であると地方団体の長が認める場合」に、「本人の申し出により」、住民税の徴収が猶予されることがあります。

そこで住民税の徴収が猶予されたときに、一部または全額免除される場合もありますが、どの程度免除になるか等は市区町村ごとに変わってくるので、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

また、育児休業中は社会保険(健康保険・厚生年金保険)料が免除になります。
Posted by 青い夜 at 2006年11月17日 21:46
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